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黄色いノート

ネット通販/EC、新技術、仕事など、いろいろ書いています

ビルゲイツが大学卒業生に14のツイートで贈った人生のアドバイス

マイクロソフト創業者であり現在は慈善活動家としての顔を持つビル・ゲイツが、5月15日にツイッターで大学卒業生に対してアドバイスを贈っています。

ビルゲイツのブログにはこのアドバイスは載っていませんでしたが、いろいろ見た中でブログで一番目を引いたのが、ロジャー・フェデラーと組んでテニスのダブルスをしたという記事(フェデラー財団のアフリカに対する活動への協力のため)でしたが、こちらもついでにリンクを張っておきます。

ビルゲイツの若者へのアドバイスを、英語の原文とともに紹介します。

New college grads often ask me for career advice. At the risk of sounding like this guy.

大学卒業生はよくキャリアに関するアドバイスを求めてきます。

AI, energy, and biosciences are promising fields where you can make a huge impact. It's what I would do if starting out today.

AI(人工知能)、エネルギー、バイオサイエンス(生命科学)の分野は、皆さんが大きな影響を与えることができる分野であり、私が当時に戻ったとしたら進んでいた分野です。

Looking back on when I left college, there are some things I wish I had known.

大学時代のことを振り返ると、いくつかその当時に知っておきたかったことがあります。

E.g. Intelligence takes many different forms. It is not one-dimensional. And not as important as I used to think.

例えば、「知性は多様な形態を取る」ということです。知性は一方向のものではなく、また知性は私が考えていたよりも重要なものではありません(すなわち、知性以外にも大切なものがあるということを言っています)。

I also have one big regret: When I left school, I knew little about the world’s worst inequities. Took me decades to learn.

私のもう一つの大きな後悔は、大学を中退した時に世界の最悪の不平等についてほとんど知らなかったということです。それを知るために、数十年かかりました。

You know more than I did when I was your age. You can start fighting inequity, whether down the street or around the world, sooner.

皆さんは私が皆さんの年齢であったときよりも多くのことを知っています。皆さんは不平等に対しての戦いを、今いる場所でも、世界のどこかでも、すぐに始めることができます。

Meanwhile, surround yourself with people who challenge you, teach you, and push you to be your best self. As @MelindaGates does for me.

自分に対して意見を言ってくれる人や、何かを教えてくれる人、最高の自分であるように背中を押してくれる人たちと一緒にいるようにしましょう。私にとっては、妻のメリンダ・ゲイツがそれに当てはまる人です。

Like @WarrenBuffett I measure my happiness by whether people close to me are happy and love me, & by the difference I make for others.

投資家のウォーレン・バフェットと同様に、私も身近な人たちが幸せであるか、私を愛してくれているか、そして私が他の人たちに何か違うものをもたらすことができたかによって、幸せを測っています。

If I could give each of you a graduation present, it would be this--the most inspiring book I've ever read.

もし私が皆さん一人一人に対して卒業のプレゼントを贈ることができるとすれば、それは私が今までに読んだ中で一番大きな影響を与えてくれた本、「暴力の人類史」になります。

※「暴力の人類史」は2015年1月末に日本でも青土社から発売されています。アマゾンの文化人類学一般関連書籍ジャンルにおいて1位の本となっており、現在も1-4週間での発送という事で買うことができます。上下巻それぞれが700ページと読み応えがありそうな本ですが、いつか読んでみたら書評を書きたいと思います。

暴力の人類史 上巻へのリンク(アマゾン)
暴力の人類史 下巻へのリンク(アマゾン)

スティーブン・ピンカー著「暴力の人類史」上巻の画像

@SAPinker shows how the world is getting better. Sounds crazy, but it’s true. This is the most peaceful time in human history.

著者であるスティーブン・ピンカーは、世界がいかによりよくなっているかを説明しています。おかしく聞こえるかもしれませんが、これは真実です。現代は人類史において最も平和な時代なのです。

That matters because if you think the world is getting better, you want to spread the progress to more people and places.

これ(現代は人類史において最も平和な時代であること)は重要なことで、なぜならば世界がよりよくなっていると考えることによって、皆さんは前進をより多くの人と場所に届けたくなるからです。

It doesn’t mean you ignore the serious problems we face. It just means you believe they can be solved.

これは我々が直面している深刻な問題を無視するということではありません。これは問題は解決可能なのだ、と信じることです。

This is the core of my worldview. It sustains me in tough times and is the reason I love my work. I think it can do same for you.

これは私の根幹を成す世界観です。苦しいときにも私を支えてくれますし、私が自分の仕事を愛している理由でもあります。皆さんにとっても、同様であると考えています。

This is an amazing time to be alive. I hope you make the most of it.

我々が生きている素晴らしい時代を、皆さんが最大限に活用されることを願っています。

ビル・ゲイツのツイートの原文と和訳は以上になります。

冒頭で、これから進むべき分野として「AI(人工知能)、エネルギー、バイオサイエンス(生命科学)」を挙げているのが興味深いですですし、このような認識だからこそ、巨大な事前財団を立ち上げて多くの問題解決に挑んでいるのだなと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

英語の翻訳としてはこんなエントリも書いていますので、よろしければお読みください。

www.yellowpadblog.com

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