黄色いノート

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280blocker(コンテンツブロッカー280)で不快な広告を完全ブロック

ネット広告に関して、アップルが次のOS「High Sierra」からトラッキング防止機能や自動再生動画広告のブロック機能の導入を発表したり、グーグルがChromeでの広告ブロックを来年導入すると発表したりと、ネット広告が転換点を迎えている印象があります。

一消費者としてもブロックしたい広告が多く、特に狭いiPhone画面上に出てくる不適切な広告を排除すべく(気持ち悪い、グロい漫画広告とかありますよね。あれって一体なんなんでしょう)、来年まで待てないのでいくつかの広告ブロックアプリ(有料・無料を含む)を試しました。

私はiPhoneユーザーなのですが、280blocker(コンテンツブロッカー280)という広告ブロックアプリが素晴らしい性能かつ非常に簡単に使えましたので、おすすめします。

広告ブロックアプリ「280blocker(コンテンツブロッカー280)」について

このアプリは2017年6月9日現在250円ですが、高い広告ブロック効果や通信費の削減効果、そして後述しますがそれによって快適なネット閲覧環境を得られることを考えると、250円の価値は絶対にあります。iPhone、iPadでの使用が対象です。

個人の方が作っているアプリで、アプリ自体の更新頻度は高くないものの(アプリ画面は後述のように非常にシンプルで、頻繁に更新する意味が無いためということもあります)どういう広告をどうブロックするかという定義ファイルが頻繁に更新されています(過去1年間に50回以上ということです)。

250円で買い切りという形になっているので、定義ファイルの更新は無料で行なうことができ、作者の方ががんばってくださっている限り様々な形態の新しい広告をブロックすることができます。

またこれは他のコンテンツブロッカーアプリも同様ですが、これらのアプリは「何をブロックするか」という定義ファイルをSafari側に渡し、Safari側がその定義ファイルを読み込むという仕組みになっているため、コンテンツブロッカーアプリを常時立ち上げておく必要が無いというのもよい点です。

最初にインストールして設定すれば、あとは何も考えずに放っておいても(定義ファイルの更新をした方がより多くの広告をブロックしてくれますが)きちんと動くというのもうれしいですね。そのため使い方も非常に簡単です。

注意点としては、このアプリはSafariのコンテンツブロッカーとして機能するため、Safari以外のアプリ(Chromeなど)でウェブを見る際には広告をブロックできないというところです。またiOSは9.0以降のバージョンであることが条件となります。

私が手元のiPhone6に280blockerをインストールして使ってみたところ、

  • グーグルやヤフーで検索した時に表示されるSEM広告(検索連動型広告)をブロック
  • グーグルが提供しているGoogleディスプレイネットワーク(GDN)やヤフーが提供しているヤフーディスプレイアドネットワーク(YDN)などのアドネットワークをブロック
  • 単純なバナー広告をブロック
  • 全画面に表示され、×ボタンを押さないと消えない広告をブロック
  • 画面の上から降りてくるような半透明の広告をブロック
  • 画面の上部や下部に張り付いているバナー広告をブロック

というように、本当に多くの広告をブロックしてくれて色々なサイトを快適に閲覧することができました。気のせいかもしれませんが、広告を表示しなくて住むため、ページの読み込み時間が早くなったような気もしました。

今まではこれらの広告をいちいち×ボタンを押して消したり、また不快な広告は見ないように素早くスクロールしたりする必要がありましたが、この280blockerアプリを使っていればその必要がありません。

それがどれくらい快適なことか、広告ブロックアプリを使ってみて初めて気が付きました。

280blockerをインストールして使う方法

App Storeにアクセスしてアプリをダウンロードし、アプリを起動すると下記のようなとてもシンプルな画面が表示されます(ダウンロードリンクはアフィリエイトなどではないのでご安心ください)。

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使い方は非常に簡単で、アプリの下部に表示されている「使い方」という項目をタップすると下記の画面に遷移し、こちらに説明が書いてあります。

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この説明の通りに、iPhoneで設定 > Safari > コンテンツブロッカー > 280blocker と下っていって、280blockerを有効にします。

次に280blockerアプリに戻り、「広告をブロック」(場合によっては、読み込みに時間がかかったり間違ってシェアしてしまうことを防ぐために「SNSアイコンを非表示」も一緒に)をオンにします。

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これで、Safariでネットを閲覧するときに広告が消えます。簡単!

最後に

冒頭に書いたように、グーグルが自社の利益と相反するような(グーグルは売上の多くを広告に頼っています)Chromeでの広告ブロックを来年導入するという決断をした背景には、消費者の広告ブロック機能の導入がすごい勢いで進んでいることが背景としてあります。

Business Insiderの記事によると、国によって違いはありますが広告ブロック機能の急激な広がりが分かります。緑色の線がモバイルにおいてアドブロック機能を利用しているユーザーを示しています。

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出典:Business Insider

消費者に広告を出したいグーグルとしては、消費者が広告ブロック機能を導入してしまうと、自社が出したい広告を消費者に届けられなくなってしまうからです。

しかし、特にネットユーザーのうち半数以上がモバイルユーザーとなった今、狭いスクリーン上において消費者が望まない不適切な広告(過度なリターゲティングやグロい内容)を、誤クリックを誘発する不適切な方法で表示するサイト・仕組みがある限り、広告ブロックへの需要は止まりません。

そもそも、ユーザーが能動的に×ボタンを押さないと消えない邪魔な広告や、誤クリックを誘発するのが目的としか思えないような動きのある広告、また不快にさせるような気持ち悪い広告がのさばっている現状がおかしいですよね。

不適切な広告であると申請しても、まったく反映されないですし。

280blockerを使ってみて、これらの不適切な広告に煩わされることなく、普通にウェブを閲覧できるということがいかに快適であるかを実感しました。本当におすすめのアプリです。

広告業界の自浄努力が進まないうちに多くのユーザーが広告ブロックを導入すると、ネット広告のあり方が大きく変わることになりそうです。こちらの徳力氏の記事にもありましたが、そんな動きについてもまた見てみたいと思います。

記事を読んでくださった方(iPhone、iPadユーザー限定とはなってしまいますが・・)が、少しでも快適なインターネットライフを送ることができるといいなと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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